子どもにとって、親の激しい夫婦喧嘩は身を切られるようにつらい。子どもだからといってわからないわけではないです。
母に支配されていた頃の私が、初めて読んだ「母娘関係」の本。
たとえしつけであれ、子どもを叩いても良いことは一つもない、と叩かれた側の私は思う。
人生で最初の記憶は、親に体調不良を言えず、意識もうろうとしたままバスの中で立ち続けたこと。
周囲の人から高い評価を得なければ幸せになれない(なってはいけない)と思い込んでいました。
人に対して自分の正しさを証明しなければと思う人は、猜疑心の強い親に育てられたのではないでしょうか。
自己効力感を感じたいがために、こちらに小物役を演じることを求めてくる人とは、付き合わないほうがよい、という話
劣等感を必死に隠すことで人に気に入られようとして、逆に人を遠ざけていたのだ、と今となってはわかります。
憎しみを抑圧していると、正義の仮面をかぶって批判しやすいところを批判してしまう。
不安な親は、子にしがみつき、自分の意に沿わせることによって不安を解消します。