子供の頃から、そこはかとない生きづらさを抱えていました。
とはいえ、学校や社会に適応できないわけでもなく、「いい子」という評価を受けながら、世間的によしとされる道を歩んできました。
でもやっぱり、なんか辛い。
努力が足りないのかもしれないと思って、それなりに努力もして、文句のつけられない肩書きを入手したりもしました。
……にも関わらず、なんか辛い。
その一方で、周囲の人々はいとも簡単に日常を送っているように見える。
どうして私はこんなにしんどいのだろう。
そんな疑問を切実に持ち始めたのが20代後半でした。
少しでも生きるのが楽になりたい。
そんな思いから、心理学や哲学といった類の本を読むようになりました。
内容を忘れたくないので読書ノートをつけています。
共感した箇所や新しく得た価値観などを記入した簡単なものです。
そんな読書ノートも30冊目に突入。
メモするのが面倒で記入をサボった本も多々ある(→これは後悔)にせよ、ノートに記入したものは640冊(2018/01/14ブログ開始時点)。
読んだ本が500冊を超えたあたりで、ほんの少しずつ、人生が変わってきたのを実感しました。
外から見えるような顕著な変化があったわけではないかもしれません。
でも、確実に、生きるのが楽になってきました。
私の場合は、自分のなかにはなかった「新しい価値観」を本から取り入れることで「こんな自分でもよいのだ」と思えるようになったことが大きいのかなと思います。
どんな情報が必要かは、人それぞれ、そのときどきによって異なるので、自分の読書記録、およびそこから考えたことが必ずしもだれかの役に立つとは限らないのですが、「自分はこんな本に励まされてきた」ということを言いたくなってきてブログを開設するに至りました。
家族関係にまつわる具体的な体験エピソード一覧は
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