「いい子」でいることが苦しかった
子供の頃から、そこはかとない生きづらさを抱えていました。
とはいえ、学校や社会に適応できないわけでもなく、「いい子」という評価を受けながら、世間的によしとされる道を歩んできました。
でもやっぱり、なんか辛い。
努力が足りないのかもしれないと思って、それなりに努力もして、文句のつけられない肩書きを入手したりもしました。
……にも関わらず、年々辛さが増していく。
その一方で、周囲の人々はいとも簡単に日常を送っているように見える。
どうして私はこんなにしんどいのだろう。
そんな疑問を切実に持ち始めたのが20代後半でした。
少しでも生きるのが楽になりたい。
そんな思いから、心理学や哲学といった類の本を読み漁るようになりました。
そこでようやく気づいたのが、親との関係が不健全だったこと。
それでも「親なのだから」と我慢していましたが、ついに耐えきれなくなった29歳ころ、母親と絶縁しました。
父とは連絡はとっていますが、最低限の関わりにしています。
親と距離をとって劇的に楽になったのも事実ですが、それでも、親にかけられた呪いは
身体の内側から蝕んできて、私を苦しめました。
このまま怒りや恨みに焼き尽くされて死んでいくのかと思いました。
けれども今現在、時間はかかりましたが、ほぼ完全に回復して、人生を楽しんでいます。
私が回復のためにやったことは主に
①嫌いな人、苦手な人とはできるだけ距離を置く
②親子関係の本を読み、感想をブログにまとめる(→このブログ)
③傷ついた体験を書き尽くす(サブブログ:https://experience.shishimoto-yuima.work/)
④趣味程度でいいからやりたいことをやる
でした。
このブログでは、私に気づきを与えてくれた本の感想を通じて、親子関係に悩む方に参考になる本を紹介しています。
ブログ記事が増えてしまい、何度も再構築をしているため、情報の探しづらさや、読みづらさがあるかと思いますが、すこしずつ整えてまいります。
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