足かせは外すことにした

親の呪いを解いて自分の人生を生きる

周囲に振り回されてしまうのは、自分の気持ちを把握していないから|感想『「優しすぎて損ばかり」がなくなる感情脳の鍛え方』

気づけば親の希望通りに動いてしまっている。
会社などで、気の強い人に都合よく利用されている気がする。

「この人はこうしてほしいんだろうな」と思うと、たとえ気が進まなくても、つい相手の希望通りに動いてしまう。

その理由や対策が、この本に書いてありました。
もっと早く読みたかった!!

加藤俊徳『「優しすぎて損ばかり」がなくなる感情脳の鍛え方』すばる舎 Kindle版

改めて「そうだったのか!」と認識を新たにした部分もあり、久々に「これは!」と思える本でした。

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どんな本?

人の顔色をうかがってしまったり、周りにふりまわされたり。
この現象は、自分自身の気持ちがしっかりわかっていないときに起こりがち。

自分の気持ち(自己感情)をきちんと把握できるようにして、生きづらさを改善していこう、という本です。

 つい周りをうかがってしまうとか、いつもグズグズ迷って行動できないとか、どうでもいいことに反発してしまうとか、肝心なときにどっちつかずの態度をとってあとで後悔するなんてことも。
 これらは脳がつくり出している「自分がどうしたいのか、自分の気持ちがわからない」状態のときにおこりやすい現象です。
 自分がどうしたいのかわからないと、自分を適切にコントロールできず、現実世界でうまくいかないことが多くなってしまいます、
 この生きづらさを、「脳」を鍛えることで解消していくのが本書の目的です。

加藤俊徳『「優しすぎて損ばかり」がなくなる感情脳の鍛え方』すばる舎 Kindle版


自分の気持ちがよくわかっていない
 ↓
考えがまとまらない
 ↓
気持ちに一致した行動をとれない
 ↓
現実がうまくいかない

ということなんですよね。

「いやいや、私は自分の気持ち、わかっている」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
かつての私も、自分の気持ちを自分で認識できているつもりでした。

でもそれは、少しあやふやで、ぼんやりしたものだったのだな、と本書を読んでいて改めて思いました。

自分の気持ちを認識しにくい人の代表的な症状は、「他人にすごく影響される」、「周りの環境に動かされる」ことです。

加藤俊徳『「優しすぎて損ばかり」がなくなる感情脳の鍛え方』すばる舎 Kindle版No.152

 

自分の感情がわかっていないと巻き込まれる

ぼんやりした自分の感情より、明確な相手の気持ちに動かされてしまうので、不本意なことが起こりやすくなるのです。
加藤俊徳『「優しすぎて損ばかり」がなくなる感情脳の鍛え方』すばる舎 Kindle版 No.433

 

いつも周りに合わせていると、「自分より他人のほうが正しい」という感覚が育ってきます。だから、よほど嫌なこととか問題がありそうなことでなければ、なんとなく受け入れてしまうのです。
加藤俊徳『「優しすぎて損ばかり」がなくなる感情脳の鍛え方』すばる舎 Kindle版 No.445


これ、完全に過去の私です。

圧の強い人に接すると、そちらのほうが「正解」に感じてしまったり、相手を怒らせるのが怖くて、どうしても従ってしまうのですよね。

でも、それが長期に渡って続くと、大爆発を起こしてしまうんです(ため込んだ感情が突然言語化して「二度と話したくない!」となったりする)。

自分の気持ちがわかりにくい人:右脳のほうが発達している

なぜ自分の気持ちが認識しにくいかというと、右脳と左脳の発達に差があるそうです。

右脳(の感情系番地):他人の気持ちを察する
左脳(の感情系番地):自分は何が好きかなど、自己感情を生み出す

脳はエネルギー的にラクをしようとしますから、得意なほうの右脳ばっかり使ってしまい、ますます左脳とのギャップが生じるのだとか。

では、具体的にどうしたらいいのでしょうか。

本書では、さまざまな「感情脳の鍛え方」が解説されているので、詳しくはそちらに任せますが、本書に記載されていて、かつ私自身も実際に使っている方法をひとつご紹介します。

なんとなく不快感情が湧いたときは、同調せずに沈黙してよい

圧の強い人から詰められると、つい恐ろしくて同調してしまう、という方も多いのではないでしょうか。

「同調」自体は、自分の身を守ることでもあるので、”普通の反応”だと著者はいいます。
自動的な反応パターンになってしまっている場合もありますよね。

でも、それで後からモヤモヤするのはつらい。

 そこでおすすめなのが、何もいうことが思いつかないときには沈黙することです。そうすれば、違和感をもっていることは伝わるからです。
 わざわざ相手を否定しなくてもいいし自分も不本意なことをしなくてすみます。

加藤俊徳『「優しすぎて損ばかり」がなくなる感情脳の鍛え方』すばる舎 Kindle版 No.674


人によっては、「えっ、沈黙したら失礼じゃない?」とか、「沈黙したら理解できてないと思われて馬鹿にされない?」と思うかもしれません。

プレゼンなど、オフィシャルな質疑応答の場ではたしかにそういう面もあるかもしれません。

ですが、日常会話では、この「沈黙」というか「独特の間をとる」って、すごく使えます(参考>>>穏やかで優しいのに、周囲に巻き込まれずに飄々と生きている人を観察してわかったこと)。

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おわりに

圧の強い人につい同調してしまったり、周囲の動きに惑わされてしまう人は、「(わかっているつもりでも)自分の気持ちがよくわかっていない」かもしれません。

巻き込まれ防止として、すぐにできる対策としては、不快に感じたり、「あれっ?」と思ったときは、すぐに反応せず、沈黙してもよい、ということです。

関連するほかの本

同じようなことをすでに別記事でも書いていました。

www.shishimoto-yuima.work

 

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