足かせは外すことにした

親の呪いを解いて自分の人生を生きる

【母への不信感③】謝ることができない【母と絶縁するまでのこと】

過去の痛みを成仏させるため、自分の育った家庭を改めて客観視する作業をしています。(関連記事一覧はこちら>>>【もくじ】いかにして私はアダルトチルドレンになっていったのか【体験談】)。

本記事では、「己の非を認めることができないと、余計にトラブルが大きくなる」ということを母を通して理解したという話です。

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明らかに自分が悪いのに謝れない

ドタキャンしたのに開き直るような態度をとる知人の記事(>>>「絶対に謝らない人」も、実は劣等感が強すぎるのかもしれない)を書いていて思い出しました。

私の母も「謝れない人」でした。

井戸端会議など、ライトな場面ではお調子者のきらいがあるというか、冗談めかした感じで「あら~ごめんごめん」などと言うのは平気だったようですが、本当に謝るべき場面では謝れない人でした。

たとえば家事の失敗とか。

母が洗濯機のホースをしっかり設置しなかったために、廊下が浸水したことがあり、(父方の)祖母が「気をつけてくださいね」的なことを言ったのですが、母は猛烈にむっつりしていて、なかなか謝ろうとしなかったのです。

子どもながらに、
「明らかにおかあさんの失敗なのに、なんでおかあさんはむしろあんなに怒っているんだろう?」
「子どもばかりの幼稚園でさえ、何か悪いことをしたら「ごめんなさい」をさせられるのに、どうしておかあさんは大人なのにあやまらないんだろう」
と不思議に思ったのを覚えています。

「すみませんでした、以降気をつけます」で終わる話なのに、母が「私は悪くない(=洗濯機の構造が悪い)」的な態度だったために、不穏な空気(話し合いというか、揉め事というか)になりました。

このままでは埒が明かないと気づいたのか、1時間くらい経ってからやっと母が「すいませんでした」と言ったのですが、そのときの声色といったら、猛烈に怒っていましたね。

ちょっと笑い話になってしまいますが、「響」という芸人さんのネタで、怒った顔で「すいませんでした!(怒)」と言うネタがありますが、まさにあんな感じで。

(イメージを描いてみましたが、「響」さんのような迫力を再現できず。芸人さんってすごい)

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すいませんでした!(怒)

 

劣等感が見え隠れする

母の行動を紐解くと、その中心にはいつも「劣等感」がありました。

母は無意識のうちに「自分は出来が悪いから、何かミスっているのでは」と常に疑っていたのでしょう。

だからこそ、外側からも「あなたが悪い」をつきつけられることに耐えられなかったのでしょう。

けれども、そうやって自分から目を逸らしていると、周囲から人がいなくなってしまうのですよね。

母を幸せにできないことが悲しかった

話は戻りますが、水浸しになった廊下には、じゅうたん的なクロスが貼ってあったので、しばらくびっちゃびちゃでした。

「これが乾けばおかあさんも怒られなくて済むだろう」と思った私は、ドライヤーを持ってきて、クロスに温風を当てました。

「はやく、はやく乾け!」とむちゃくちゃ念じたのをよく覚えています。

ですが、幼児で力がなかったので、ドライヤーが重かったんです。
それでつい、クロスの上にドライヤーの通風孔を下にしたまま置いてしまったんです。

結果、ちょっと焦げました……。

「終わった」と思いました。
「墓穴を掘る」という言葉がこれほどしっくりくるシチュエーションはそうありません。

幸い、母は怒った顔で「ふんっ」と言った程度で、この日はそこまで怒られなかったのでセーフでしたが。。。

けれども、あのときは「母を笑顔にしてあげられない自分」が情けなくて仕方なかったです。

その思いが、のちに「実力よりはるか上の自分を目指してしまう」ことを招き、自分で自分の首を絞めるわけですが……。

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【親を反面教師に】現実から目を逸らさない

私自身も、若い頃は自分の欠点から目を逸らしていた自覚があります。
だから、謝れない気持ちも、なんとなーくはわかる部分もある気がします。

やっぱりミスった本人も「しまった!!」とは思っているんですよね(悪いことをしたと理解できない人の場合はおもいっきりキョトンとするので、少し気まずそうな場合は「しまった」のほうだと思われます)。

でも「自分のミス」と思ってしまうと、立っていられれなくなる。
普段から自分の存在価値が危ういからこそ、「やばい」と焦ってしまう。

とっさの防衛反応として「自分は悪くない、〇〇が悪い」が出てきてしまうのだろうと思います。

「自分だけが悪いわけじゃない、相手だって……」などと思ってしまうときこそ、実は謝るべきときなのだろうと思います。

なによりも、その場ですぐに謝らないと、後でもっと大変なことになるケースがほとんどですからね。

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【もくじ】私はいかにしてアダルトチルドレンになっていったのか 【体験談】 

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