ししもとのAC回復ノート

親の呪いを解いて自分の人生を生きる

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〈AC回顧録・人生リセット編〉合わない仕事をやめる前に - 周囲の反応を乗り越える

「母に認められること・愛されることはこの先も一生ない」とやっとわかり、一旦死んだと思って人生をやり直すことに決めました。

そのためにまず必要だと感じたのが、強いストレス源の一つだった仕事から離れること。

ほんとうに辞めていいのか、本質的な理由なのかを何度も何度も考え、「辞めるしかない」という結論に至り。

ある程度の資金を準備したものの、周囲の反応は気にしていました。

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「辞めてどうするの?」問題

周囲の反応が気になる問題

当時はまだ「同じ会社に一生勤める」みたいなのが主流でしたので、ポロっとでも「辞めるか迷っている」みたいなことを言おうものなら、「えー、辞めてどうすんの?」「路頭に迷うよ」「せっかくいい会社入ったのに」「将来困るよ」などと言われることが一般的だったと思います。

私自身も当時は「仕事をやめる=罪」のように捉えていたので、言われる度に傷ついたり、責められているように感じていました。

たしかに、「えー、辞めてどうするの…etc」と言われて「まあそうだよな」と思い直せるくらいなら、辞めないほうがいいと思います。

でも、私の場合は、どうしても、「やっぱり辞めたい」のほうが強かったのです。

本当にどうしようもないくらい「やっぱり辞めたい」だったのです。

辞めたい気持ちが強すぎて、会社支給のノートに「辞めたい」と書いて、でも誰かに見られたら困るから慌てて消して、というのをひたすら繰り返したりしていました。

「辞めたい……でも」を数年間、計100000回くらい繰り返しても、「辞めたい」だったのです。
誰が何と言おうと、「辞めたい」は揺らがない、絶対的事項だったのです。

たぶん、誰かに許されたかった

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そんなに辞めたい気持ちが強固ならば、サクッと辞めたらいいのに、なかなか一歩が出ませんでした。

今思うと、どうしても誰か、誰かひとりでいいから、「それでいいよ」と許してもらいたかったのだと思います。

元をたどれば、子どものころから、親に「あなたの生き方でいいよ」と、肯定してもらい気持ちにつながっているのでしょう。

しかし、肯定どころか、あまりにも「あれはダメこれはダメ」で、いつしか「許可をもらわないと行動してはいけない」の呪いにかかってしまっていたのだと思います。

呪いをやぶってしまったら、「この世からはじきとばされる」という恐怖感でいっぱいだったのです。

でも、辞めたい気持ちは強固すぎるので、親ではなく、周囲のだれかに、「それでいいよ」と代理許可をもらおうとしていたのだと思います。

やっとふんぎりがつく

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あまりにも私が「辞めたい」と言い続けていたので、「まあ……そんなに言うなら仕方ないんじゃない」みたいに言ってくれる人も出てきました(決して背中を押す感じではなくて渋々でしたが)。

それを聞いた瞬間「やっと許された!」と感じ、速攻で決心が固まりました(というかすでに気持ちは固まっていたので……やっぱり「許可」がないと何もやってはいけない呪いにかかっていたんだと思います)。

そこからはもう、「職場では辞めたいそぶりは一切出さずに時期が来たら手順に則ってサクッと辞めよう」という方針に切り替えました。

「仕事忙しそうだけど大丈夫?」みたいに聞かれても「ああ、私は全然大丈夫です~」と答えつつ、心の中では「もう辞めるのでね」と思うとすごく爽快感がありました。

そうすると、残りの日々を消化することも多少は気が楽でした。


私としてはこの時点でもう「完了」みたいな気持ちでしたが、この後、手続きでわりと難航して、結局辞めるまでに半年くらいかかってしまいました。
つづく>>>〈AC回顧録・人生リセット編〉仕事をやめるときの煩悶 - 円満退職のための「嘘も方便」

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