足かせは外すことにした

親の呪いを解いて自分の人生を生きる

【体験記】成績が悪いことが恥ずかしくて死にそうな浪人生活【母と絶縁するまでのこと】

過去の痛みを成仏させるため、自分の育った家庭を改めて客観視する作業をしています。(関連記事一覧はこちら>>>【もくじ】いかにして私はアダルトチルドレンになっていったのか【体験談】)。

自分の実力から目を逸らしまくって大学受験全敗したものの、「浪人したらなんとかなるっしょ」と軽く考えていた私。

しかし、成績が悪いことが恥ずかしくて仕方がなく、相変わらず勉強に集中できません。
つらくてつらくて、気づいたら地獄の扉をたたいていました。

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予備校がつらくてたまらない

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大学受験ほぼ全敗後、予備校に通い出したはいいものの、これがまた信じられないほど苦しかったです。

この苦しさは、常に突きつけられる現実を受け止めることができないところから生じていたと思います。

授業についていけない

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高3の一年間、勉強版イップスのようになって、勉強しているようで実は何もしていなかった私。
でも、予備校は「受験勉強してきた人」に向けて授業が展開されるところです。

初日から、びっくりするほど、授業についていけませんでした。
ただただ黒板の文字をノートに写しているだけ。
「こんなん、意味ないよな」と自分でもわかっているのに。

当時の私の実力を考えると、難関大向けの予備校でなく、個人指導とか、基礎からやり直すところに通うべきだったのです。

しかし、「進学校出身なのに」という、しょうもないプライドのせいで、恥ずかしくてできなかったのです。

見栄ばかり張っている母を恥ずかしく思いながら、私もまた、しょうもない見栄を張っていたのです(今思うと本当に反省すべきところ。無意識のうちに親の習性をコピーしてしまうのはこういうことか……)。

成績順の座席が恥ずかしくて死にそう

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予備校にもホームルームのような時間があり、そのときの座席は入塾時テストの成績順でした。

入塾時テストなんか当然ほぼビリです。
つまり、ホームルームの座席はほぼ最後尾なわけで。

これがもう、恥ずかしくて恥ずかしくてたまりませんでした。

予備校の同じクラスには、同じ高校の人もいたのですが、彼らはすごく前のほうの席に座っています。
同じ高校でも、こんなにも成績が違うのか、と。

健全な思考の持ち主であれば、「少しでも前の席に行けるように頑張ろう」と努力するものですが、私には「どうしよう」とか「恥ずかしい」ばかりで、「早くこのホームルームの時間が終わってくれ」とヒリヒリした焦燥感でいっぱいでした。

各科目の授業も下のクラスしか入れない

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教科ごとの授業も、次第にレベルごとにクラスが分かれていくのですが、当然、私の実力的に下のほうのクラスにしか入れません。

しかし、小学校や中学が一緒だった子(高校は別)が私よりも上のクラスに入ることだってあるわけです。

直接言わないまでも「あれ? あの子(→私のこと)勉強できる子だったはずじゃ??」と不思議そうな目線をこちらに向けていることに気づいていました。

もうこれが、恥ずかしくて恥ずかしくて。

「勉強ができる人」のアイデンティティに、大学受験を失敗してもなお、まだしがみついていたのです。

今思えば、その「しがみつき」のほうがよほど恥ずかしいというかイタいのですが……。

「私って、思ったほど勉強できなかったんだ」とか「昔はできたけど、今はそうでもないんだな」などと現実を認めてしまえばいいのに、認めてしまったら死ぬと無意識のうちに思い込んでいたのです。

 

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【この体験から学ぶこと】

「いい子」でないと生存を許されなかったことの弊害

幼少のうちに繰り返し刷り込まれた「いい子・できる子でないと、生存を許されない」という観念が、ものすごく強烈に、私のなかに巣食っていたのだなと思います。

健全な家庭で育った人にはなかなか理解されないのですけれども、この「〇〇でないと生存を許されない」というのは、本当に凄まじい恐怖なのです。

だから、熱湯に手を触れると反射でひっこめるように、反射的に「防衛」態勢をとることになってしまうのです。

「生存を許されない(=死)」を避けるために、間違ったことでも、正しいこととしてやってしまうことが多々あるのです。

現実をよく見る・等身大の自分を把握することの大切さ

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今の私が浪人中の私に声をかけるとしたら、
「プライドが許さないのはわかるけど、ほんとに、自分の成績、一旦ちゃんと見て。最終的に、”いい大学”に受かりたいのなら、一から計画を立て直すしかないよ」ということ。

今思えば、どう考えても、明らかにやり方が間違っていたのに、それに気づいてすらいなかった。
いえ、うっすら気づいてはいたけれど、どうしたらいいかわからなかった。
いえ、どうしたらいいかもうっすらわかっていたけれど、プライドが邪魔して直視できなかったのです。

激流のなかで、小枝(=勉強ができるというアイデンティティ)にしがみついていたようなもの。

小枝なんだから、手を離しても、大差ないのに。

でも私には、小枝しかなかった。

小枝を離したら、一瞬で溺れて死ぬと思っていたのです。
外から浮き輪が投げこまれる気配もありませんでしたから。

いえ……もしかしたら、大きな浮き輪はなくても、小さな浮きくらいはあったのかもしれません。
たぶん、きっと、ありました、私が気づかなかっただけで。

しかし私は「そんないつ穴が開くかわからないちゃちな浮き輪よりも、小枝のほうが安心!」と思い込んでいたのです。小枝だっていつ折れるかわからないのに。
というか、すでに私自身がその小枝を握りしめすぎて、折れていたと思います。

すべき苦労を早い段階で済ませたと思うことにする

幼少期の体験が影響しているので、私だけの責任でもなく、仕方なかった部分もあるとは思いますが……。

もう少し早く気づけていたなら、人生はもっと充実したものになったのにな、と思います。

しかし親を選ぶことはできないので、「初期設定がハード」の人生ゲームをやってきたと思うしかないですね。

人と話していて、「おや、どうやら私、皆がする苦労を、早い段階で済ませているようだぞ」と思うことも出てきましたから。

若い頃は、「なんで私ばっかり……」と恨めしく思っていましたが、その分、早めに自分との折り合いがつき、中年になった今は精神的に成長した面も少しはあると思います。

まあ、元から安定した家庭環境の人にはとてもかないませんが……
ただ、そういう家庭って、日本ではかなり少ないとも思います。
何かしら、みんな悩んでいますよね。

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