足かせは外すことにした

親の呪いを解いて自分の人生を生きる

【体験談】皮膚むしり症が再発 - 模試の間中、鼻の頭の皮をひたすらむいてしまう【母と絶縁するまでのこと】

過去の痛みを成仏させるため、自分の育った家庭を改めて客観視する作業をしています。(関連記事一覧はこちら>>>【もくじ】いかにして私はアダルトチルドレンになっていったのか【体験談】)。

成績が悪いことが恥ずかしくて死にそうな浪人生活を送っていたころのこと。

授業は必死にノートをとっているフリでごまかせても、模試ではわからないことだらけ。
焦りすぎて問題文の内容すら頭に入ってこない。
気づいたら鼻の頭の皮を剥き続けていました。

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皮膚むしり症の再発

子どもの頃、不安が高まると、爪を傷つけずにはおれない時期がありました。
>>>【体験記】不安が高まると爪を傷つけてしまう(皮膚むしり症のはじまり)


幸い、かかりつけのお医者さんのおかげで、しばらくはおさまっていました。

再発したのは浪人生の頃(当時は皮膚むしり症と気づいていなかったですが)。

勉強版イップスのようになってしまい、読んでも読んでも問題文が頭に入ってこない状態。
そのくせ、「●●大オープン」みたいな難易度の高い模擬試験ばかり受けるのだから、解けるわけがないのです。

模擬試験中、「ほんとうに、ほとんどなにもわからない……」と愕然としました。

普段から授業についていけていない自覚はあったものの、「ここまでわからないとは……」という感じでした。

「どうしようどうしようどうしようわからないどうしようどうしよう……」と思っているうちに、ますます頭が働かなくなって、気が狂いそうでした。

そして、気づいたら、必死になって鼻の頭の皮をむいていました。

少し出血して、問題用紙を汚してしまったのをよく覚えています。
(鼻血ほどのレベルではないので、試験監督に気づかるほどではなかったけれど)

問題用紙についた血を見ながら、「なにやってるんだろう、私……」と、心底情けなく思いました。

周囲の人、特に同じ高校だった人々は、こんなの余裕で解けるのに。
着々と前に進んでいるのに。

猛烈に悲しくて、情けなくて、どうしようもなかったです。

日常的に鼻に傷がある状態に

ジム・Howleピエロ鼻 - スタイル1B(オーバル、1 7/8" ワイド)

それからほぼ日常的に、鼻の皮を剥き、カサブタになったところを剥き、またカサブタになって……というのを繰り返すようになりました。

鼻ですからけっこう目立って恥ずかしかったです。
自分でも「あー、またむしってしまった」という後悔が強く、当時気にしていた容姿コンプレックスと相まって、自己嫌悪が悪化しました。

でも、遠目には「ニキビ」「できもの」のように見えるので、「あいつ皮膚むしっててヤバい」的な指摘をされなかったのは救いでした(気づいている人もいたかもしれませんが)。

【この体験から学ぶこと】

ストレスがかかる環境はできるだけ避ける

以前は、「もっと頑張って、常に結果を出しておけば済む話」だと思っていました。

でも、結果を出し続けるには、そのために無理な頑張りをし続けることになるので、結局自分を追い詰めて症状がでる、ということがのちにわかりました。

なので今は、ストレスが強くかかる環境をできるだけ選ばないということを大事にしています。

以前はそれを「逃げ」だと思っていました(周囲の大人たちもよくそう言いました)。
端から見たらそう見えるのかもしれません。

けれども、精神症状が出て辛い思いをするのは自分です。
逃げだのなんだのと言う人は、言うだけで責任を取ってくれません。
代わりに苦痛を味わってくれるなんてこともありません。

だったら、自分が生きやすいように生きたっていいと思うのです。

「わたし、やっぱり弱かったと思う。一匹狼で突っ張る強さを養うか、群れで生きる楽さを選ぶか……。」
「その時々で決めたらどうですか。自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」

梨木果歩『西の魔女が死んだ』より引用


親や世間が「よし」とするものが、自分に合うとは限らないのです。
自分に合った環境を見つけてあげられるのは、自分しかいないのです。

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