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読んだ本の感想をブログ記事にまとめるようになってから気になりだしたことがありまして。
私が読んだ本、黄色い表紙のものが多くないか??
ということ。
・そもそも黄色い表紙の本が多く出版されているのか?
・私が興味のある分野の本に黄色表紙が多いのか?
・私がつい黄色い表紙の本を手にとってしまうのか?
きっちり分析しようとすると、とんでもない労力になりそうなので、正解は求めませんが。
並べてみたら何か気づきがありそうなので、これまで記事にした本(感想記事に限定、103冊)のうち、黄色い表紙をピックアップしてみたいと思います。
(※これといった結論は特にありません)
ほぼ全面的に黄色い表紙
黄色にもいろんな黄色がありますが、まずはパキッとした黄色から。
(新書など、内容に関わらず黄色い表紙は除いています)
こちらの本は、タイトルに「幸運体質」とあるのですが、著者がバリバリのビジネスマンタイプの方なので、ビジネス色の強い一冊だったと記憶しています。
お経をわかりやすく解説したもの。
黄色表紙ですが、他のものより少し落ち着いたトーンです。
タイトルは「時間攻略法」ですが、どちらかというと、「仕事をスムーズに進めるためのあれこれ(それによって、時間をうまく使うことにつながる)」といった感じだったかと。
心理学の本ですけど、「ビジネスに生かす」ことを出口にしている感じがするので、ビジネスカテゴリという捉え方でもいいかも。
アイディア出しのための本、という感じ。
タイトルに「儲けの」とありますが、儲けはあまり関係なくて、ビジネスモデルを発想するための本ですね。
エッセイというか、体験談です。
表紙の筆文字からひしひしと伝わる気合。
やりがいなどを求める若い世代向けのビジネス本。
小手先の時短術というよりは、「生き方そのものを考えて、結果的に時短に結びつける」的なスタンスかと。
どちらかというとビジネス寄りかな。
タイトルからも明らかなように、お金に関連した本ですが。
老後困らないために、早いうちに準備しておこうというのが主旨。
偉人たちの失敗や、どう復活したかをまとめた本。
「偉人だって失敗しているんだから、恐れすぎずいこう」的なスタンス。
子どもさん向けで読みやすく、勇気が出る本です。
ほぼ全面黄色本まとめ
こうして並べてみると、ビジネス系(そこからお金系にも関連)が多いですね。
全体的には、表紙から「やる気」がみなぎっている感じがします。
黄色は目立ちますし、以前流行した風水で「金運アップには黄色」なんて言ってましたから、なんだか納得の結果でした。
黄色×白の組み合わせの表紙(+帯)
「表紙」と設定するなら、帯は含めないほうが良いと思うのですが、電子書籍など、表紙なのか帯なのか、見分けがつかないものもあるので、帯が黄色のものも含めました。
黄色の分量が減ったら、人間関係とか、自己啓発書的な本も入ってきました。
強調したい箇所に、黄色を使っている、という感じですね。
黄色×黒字の組み合わせは目立ちますね。
クリーム色の表紙
黄色というほどトーンがビビッドではないけれど、おおざっぱに見れば黄色カテゴリに入りそうなもの。
クリーム色よりも多少オレンジがかったトーンですが、これも含めちゃいましょう。
数が少ないので、なんとも言えないかもしれませんが。
やる気が感じられた黄色に対して、クリーム色になると急に「穏やかな感じ」がしますね。
内容にフィットするように、吟味されているんだなあ、と実感しました(すべてプロの仕事ですし、当たり前のことですが)。
余談
江戸時代の黄色い表紙の本
調べものをしていたら、こんな本を見つけました。
『黄表紙・洒落本の世界』
江戸時代では、「黄表紙」というジャンルがあったそうです。
マンガというか、絵本という感じだったもよう。
表紙が黄色だったので「黄表紙」という名称らしい。
黄表紙(きびょうし)は、江戸時代中期の1775年(安永4年)以降に流行した草双紙(一種の絵本)のジャンルの一つ。
wikipediaより引用
その他特集
私が考えるようなことはとっくに誰かが考えているもので、これまでも黄色表紙にまつわる特集が組まれてきたようです。
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おわりに
バシッとした結論がなくて恐縮ですが、同じ色の表紙の本を並べてみると、なかなか面白いです(個人的に)。
なんとなくの感想ですが、やる気が出ない、気合を入れたい、というときは黄色い表紙の本が向いているかもしれません。
次は「白い表紙に赤字」という組み合わせをピックアップしてみようかな。