ししもとの読書ノート

生きづらさの軽減をめざして

捨てることよりも、選ぶことに重きを置く |感想『モノは好き、でも身軽に生きたい。』

片づけられない母のもと、汚部屋で育ちました。

幸か不幸か、私は最低限の整理整頓はしたいタイプなので、汚部屋はストレス以外の何物でもなく。

そのせいでしょうか、片づけや捨てることに対して、けっこう興味があります。
関連の本もけっこう読んできましたし、1日1捨てにトライしてみたことも(途切れ途切れではありますが、継続中)。

いろいろ試してわかってきたのですが、どうやら私、捨てることはわりとできるほうらしい(何から捨ててよいかすらわからない、というような状態にはならない)。
しかしながら、部屋がスッキリしない、という中途半端な状態が続いています。

というのも、モノが好きだからだろうと思います。
本はあっという間に増殖しますし、洋服も好き。
趣味の道具もいろいろある(一度捨てたのですが、結局買い直したので、もう捨てないことにしました)。

そんな私の心情にぴったりだと思ったのがこの本。

本多さおり『モノは好き、でも身軽に生きたい』大和書房(2015) 

モノは好き、でも身軽に生きたい。

モノは好き、でも身軽に生きたい。

 

 

 

どんな本?

「モノが好きだからこそ、妥協せずに選んで、大切に長く使っていこう」というのが主旨。

「捨てる」に焦点が当たりがちな昨今ですが、そもそも、そのモノはもともと「ほしい」とか「使えそう」と思って購入したモノ。

時間の経過によって、趣味や似合うものが変わるという事情はあるでしょうが、すぐに不要になるという場合は、選び方に問題があるのではないか、と。

捨て方よりも選び方について書かれた本だと思いました。


参考にしたいところ

妥協せずに選ぶ

たとえばキッチングッズが欲しいとする。
機能面・デザイン・価格など、自分の希望条件がいろいろありますよね。
しかし、すぐに全てを満たすモノを見つけられるわけでもない。
ネットで検索すると、比較的条件に近いモノが出てはきますが、実物を見てみると「違う」となったりすることも多いわけで。

だから、ある程度時間をかけて選ぶ必要がある。
(旅行先も含め)出かけた先々で探してみる、くらいのマメさが必要だと思います。
本書の著者さんはまさにそのようにしてモノを選んでいる印象です。
それだけ労力をかけて選んだモノには愛着が沸き、長く使えますよね。

だが、しかし。
私はモノが手に入るまでの不便さに負けてしまいます。
お気に入りのものが見つかるまで待てないのです。
ということはつまり、妥協したモノ(代替品)を購入することに。

だいたいいつも次のような流れです。

何か欲しいと思ったら、まず100均へ。
100円なので何のためらいもなしに購入。
使用してみると…うーむ、使いづらい(モノによっては100均で充分な場合ももちろんあります、100均大好きです)。
そして捨てる。

ロフトに行ってみたら、たまたまワゴンセール品の中に目当ての品があった!
デザインはちょっと好みではないけれど、安くなっているし、購入。
使用してみると、なるほど、100均よりはずっと使いやすい、よかった。
…しかし、徐々にドギツイピンク色が気になってくる。

また探す。


このように、代替品で凌いでいると、ピッタリくるモノに出逢うまでの間、お金も時間も消費してしまいますし、ゴミも増やしてしまう。

いきなりピッタリのモノが見つかる可能性は低いでしょうし、かといって、モノがないことによる不便が続くのも、何か(時間とか気力とか)を損失している気がする。

だから、「ピッタリくるもの以外はは買わない」までのストイックさは私には無理だけれど、もう少し慎重さを発揮していこうと思いました。
少し調べることで買い直しの回数はかなり減らせるでしょうし。最近はブログなどに使用感とか載せてくださっている方も多いので、情報はありますしね。

とにかく、私の場合は100均に行き過ぎるきらいがあるので、まずそこを注意しようかな(本当に大好きなんです、100均。これ便利そう、と思ったら買わずにはおれないのです。購入しても大した額にならないのでなおさら)。


捨てることになった理由をよく考える

ただ捨てるのではなくて、「なぜ捨てるに至ったか」を考え、それを今後の買い物に反映させる、というのを著者さんは心がけておられるようです。

私は捨てたモノの記録はつけていましたが、なぜ捨てるのか、までは書いていませんでした。

捨てたモノとセットで捨てた理由もつけるようにしてみよう。
一見バラバラな理由でも、データが集まれば、きっと傾向というか、自分の癖のようなものが見えてくるだろうと思います。

癖がわかれば、買い物のときに「ちょっと待てよ、いつもの癖がでていないか」と立ち止まることができますものね。

収納アイディア

モノの選び方、捨て方だけでなく、収納のアイディアも記載されていました。

良いなと思ったのは、レシートはジップ袋に入れる、というやり方。

収納するとき、中身が見えないと、「これは何だったっけ?」と中身を確認する必要が生じますよね。
収納は、中身が見えることが大事。

私はレシートを項目ごとに何枚かの茶封筒に入れていました。
封筒の表に「本」とか「経費」とか、書いてはいるのですが、入れるときにいちいち確認せねばならず、すると整理が億劫になってくる。
また、枚数が多いと、封筒からはみ出して迷子になったり。

ジップ袋なら透明で中が見えるし、大きさも選べますし、便利そう!
というわけで、さっそく真似しました。

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レシートはジップ袋へ

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インデックスもつけてみた


立てかけた状態でも横からパッと認識できるよう、簡易的ではありますが、インデックスをつけてみました(養生テープ使用)。

封筒に入れていたときよりはだいぶスッキリしたかと。
しばらくこれで運用してみます。


おわりに

最近、モノを購入するときの障壁が下がっていたので、気がひきしまりました。

気に入ったモノを揃えておくと、何よりも自分自身の気分がいいので、なるべく好きなモノをみつけていこうと思います。


ただ私…飽きっぽい問題を抱えておりまして…。
すごく好きなモノでも、ある程度使い込むと飽きてしまうのですよね…。

洋服などは特に「よし、減らせるところまで減らしたぞ! お気に入りばかりだぞ」とスッキリした気分になっても、しばらく経つと「またこの服か…さすがにもう飽きたな」となってしまう。
この問題はどう乗り越えたらよいのだろう、というのが最近の悩みです。
リメイクできそうなものはしますが、手間がかかるのが難点。

もう割り切って、リーズナブルな服をワンシーズン着倒して買い替える、という路線にしたほうがいいのか。

今後はこのあたりのことも考えていきたいと思ったのでした。


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