足かせは外すことにした

親の呪いを解いて自分の人生を生きる

共感しあえる友達が欲しいなら → 時間がかかってもいいので自己肯定感を上げていく

なぜか友達関係がつらい。
そんな人は、無意識のうちに「ご機嫌伺い」をしているがために、実は「上下関係」を築いてしまっていることがあるようです。

(前記事をまだお読みでない方は>>>友達付き合いがつらい ➤「ご機嫌とり」してない?|『「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったときに読む本』 をどうぞ。)

上下関係にしないためには、「イヤなことは嫌と言う」とか、「やりたくないことは断る」といったことが大事なのですが、そんなことをしたら友達ゼロ人になってしまうのでは……と不安になりますよね。

本記事では、上下関係にならない関係をつくるために、どういう人と友達になりたいのか、ということを考えていきます。
(前記事に引き続き、大嶋信頼氏の『「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったときに読む本』を参考にしています)

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そもそも、どういう友達を求めているのか

上下関係にならない、ということは、ご機嫌伺いしなくていい、ということ。
相手に配慮はしつつも、自分の本心を伝えることができる、ということでもあると思います。

とすると、自分の本心を伝えた時に「は!?お前ごときが何言ってんの!?」となるような人はNGですよね。
そこまで強気でなくても「え、ふつうはこうでしょ!」などと否定のニュアンスでばかり対応されると辛いです。

本心を伝えたときに「そうなんだね」と言ってくれる人がいいですよね。

とすると、友達になりやすい人というのは、「ものごとの捉え方や感じ方が近い人」ということになります。

本書では「ものごとの捉え方、感じ方」などを数値化して、自分と相手を比べてみる、という手法をおすすめされていました。
近いほうが共感はしやすい、ひいては、友達になりやすい、ということですね。

逆に、捉え方の数値が違うということは、異文化を持っている、ということ。
どちらが良い悪いではなくて、住んでいる場所の違いと捉えるとわかりやすい。
高い山に住んでいる人と、海辺に住んでいる人では、確かに文化が違いますので、何が良くて何が悪いかも違ってくるでしょう。

この文化の違いを「違っているからこそおもしろい!」と興味を持って楽しめるのであれば、異文化の人とももちろん友達になれるでしょう。

ですが、「とにかく共感できる友達が欲しい!」のであれば、もともとの文化が近い人のほうが可能性がある、というわけですね。


私自身、振り返ってみると、「異文化の人(価値観の異なる人)に気に入られよう」と必死だったことがありました。
しかし、私が心の底で求めているのは「共感」なので、まったくかみ合いませんでしたね。
むしろ、全然通じ合えなくて絶望、みたいな。

今思うと、「異文化の人と友達になりたかった」のではなくて、「異文化の人に自分を認めさせることによって、自分には価値があると思いたかった」ような気がします。
母に認めてもらえなかった悲しみを、代わりに他人を使って解消しようとしていたのかもしれません。

ああ、また、「他人に認めてもらわないと、自分の価値を認められない」という、自己肯定感の低さに行き当たってしまいました。

一方的に「認めてくれ」と思っているので、こちらが先に相手を理解しようという気持ちは不足していたと思います。
そりゃ、相手もこちらを理解しようという気にはならないですよね。

他人の価値観を受け入れられないのは、実は自己否定の反動であることが多いのです。

大嶋信頼『「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったときに読む本』KADOKAWA(2019)Kindle版  位置No.775

 

他人の意見や価値観を受け入れないのも、「すごい私」のイメージづくりの一環。ちょっとしたことで自分と他人をくらべ、「私のほうが正しい」「私のほうがよく知っている」などとアピールするために、他人を否定してしまうのです。

大嶋信頼『「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったときに読む本』KADOKAWA(2019)Kindle版  位置No.786


うーむ、グサッときますね。。。

親もこのタイプで「自分のほうが正しい祭り」が日夜開催されていましたからね、、、
それを「嫌だな」と思いつつ、他人にやってしまったり。
ああ、反省。

ということはつまり。

「そうだよね」「わかるわかる!」と思い合える友達がほしいなら、自己肯定感を上げることが大切です。

大嶋信頼『「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったときに読む本』KADOKAWA(2019)Kindle版  位置No.792

 

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結局、人間関係には自己肯定感の低さが関わっているんですよね。

 (過去記事)

www.shishimoto-yuima.work

 

おわりに

・友達なのに、上下関係になってしまっていないかをチェック
→顔色をうかがいすぎたり、ご機嫌とりをしているのであれば、それはやめる。
→ご機嫌取りをやめて壊れるような関係は友達といえるのか?
→上とか下とか言っている時点で、双方の考え方に開きがある

・どんな友達がほしいのか考えてみる
→共感を求めているなら、自分と文化の近い人が友達になりやすい(ファーストコンタクトでだいたいわかるもの)
→友達関係のベースは尊敬。尊敬している人に目を向けるのもいい。
・そもそも友達が少ない状態のほうが好ましい人もいる。
・会わなくても「心の支え」としての友達もある

・気をつけること
→無理に関係構築しなくていい。無理すると上下関係になってしまう。
→結局、自分が相手を信頼できるかどうか。相手を喜ばせようとしなくていい。
→人の気持ちを考えすぎる習慣をやめる。考えまくっても、本当の気持ちはわからない。そうこうしているうちに顔色伺いしてしまう危険をはらんでいる。

相手のことをきちんと知りさえすれば、あとは「ああしよう、こうしよう」などと考えなくて大丈夫。無意識に任せていれば、自然に相手に合った関わり方ができるようになるものだからです。

大嶋信頼『「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったときに読む本』KADOKAWA(2019)Kindle版  位置No.1580



本書を読めばすぐに友達ができる!というものでもないですが、陥りがちな罠をしっかり認識できたのは大きかったなと思います。

とりあえず、変にへりくだるクセや、相手の気持ちを推測しすぎるクセをやめる、私はそこから始めようと思います。
当面は惰性でやってしまうかもしれませんが、意識することで、少しずつマシになる気がします。

長期的には、相手の価値観も、自分の価値観も、ゆるく認められるようになると、自分自身がラクそうなので、できるようになりたいですね。

参考文献
「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったとき読む本
 

 
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