ししもとのAC回復ノート

親の呪いを解いて自分の人生を生きる

ブログ整備中につき、一時的に非表示にしている記事がございます。少しずつ再更新してまいりますので、またご訪問いただけますと幸いです

〈AC回顧録・大学時代〉努力していない人を見下してしまう→人間関係が悪化


過去の痛みを成仏させるため、自分の育った家庭を改めて客観視する作業をしています。(関連記事一覧はこちら>>>【もくじ】いかにして私はアダルトチルドレンになっていったのか【体験談】)。

ひどい精神状態だったので、大学に受かったこと自体が奇跡だったのに、いざ通い始めると学歴コンプレックスとの闘いが始まりました。

「死ねないので、少しでも理想の自分に近づけるしかない」とますます自分を追い込むようになり……すると、努力していない人のことを見下してしまうようになりました。

当然、人間関係もいまいちうまくいきません。

(せめて外側だけでも)理想の自分になれば幸せになれると思っていたけれど、決してそうとも限らなかったです。

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大学の同級生のことを軽んじてしまう

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ふがいない自分が嫌で嫌で仕方がなく、「だったら力づくで理想の自分になろう」と思った私。

当時の私にとっては「理想の自分=親に認められる自分」でした。
そのためにはやはり「勉強ができる」ことが絶対条件だと、思い込んでしまったのです。

だから、「いい大学」に入れなかったのを取り返したくて、必死で勉強していました。

もちろん、勉強したこと自体にはよい面もあったと思います。

よく世の大人たちが言う「学生時代にもっとちゃんと勉強しとけばよかった」に関しては、私には微塵の後悔もないからです。
「私にはあれ以上はできない」と心から思えるので。

ただ、問題だったのは、本心を抑えて無理やり勉強していたことでした。

興味があるから勉強しているのではなく、恐怖心に駆り立てられて勉強していました。
一瞬でも手を抜いたら、またあの「できない自分」に戻ってしまう、それがこわくてたまらなかったのです。

「恐怖心に駆り立てられてやっているなぁ」と認識できればまだよかったのですが、当時は自覚がなく、「大学は勉強しに行くところなんだから、勉強して当然でしょ」と思っていました。

すると、「勉強=正義」になってしまい、まわりの同級生のことを見下してしまうのです。

「あんなにのほほんと生きて、不安じゃないのかな。就職とか、将来、困らないのかな」と(今思えば超絶大きなお世話すぎる……反省)。

でもこれは本当は「勉強はほどほどにして(ほどほど、といっても実習や実験が多かったので結構大変だったと思うのですが)、楽しそうに大学生活を送っていてうらやましい」の裏返しなのでした。

そう、ここでもまた私は、「本当はもう勉強したくないのに、本心を抑えつけて無理やり勉強する」を続けてしまっていたのです。

高校時代の過ちを、繰り返してしまったのです。

人間関係に影響

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無理な努力を重ねているので、ストレスで常にトゲトゲしていました。
周囲を見下していることも、なんとなく態度に出てしまっていたのでしょう。

大学での人間関係、とくに男子学生と、どうにもぎくしゃくするなと感じるようになりました(高校も共学でしたが一切感じなかったので、男性自体と相性が悪いわけではなさそう)。

女子学生が少なかったので単純に悪目立ちした面もあるとは思います。
(当時はセクハラなどもまだまだあり、「うまくかわせてこそ一人前の女」とか言われていました。顔や胸などを露骨に評価されることがあり、それに対する憤りもありました)

それでも、わりとみんなに好かれ、平穏に生きている女子学生もいました。

ということはやはり、私にも問題があったのだろうと思うのです。

相手が反発心?対抗心?を持っているな、と感じることがよくありましたので、「この人、こんな成績で将来どうするんだろう」などがなんとなく伝わってしまっていたのかもしれません(反省)。

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【この体験から学ぶこと】

思っていることは意外と伝わってしまう(ことが多い)

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もちろん相手の感受性にもよりますが、「この人こんなにのほほんとしていて大丈夫なの?」という私の疑いは結構は相手に伝わってしまっていたのだろうと思います。

自分を持っている人、マイペースな人であれば「俺には俺のペースがあるし」とスルーしてくれたのでしょう。

その一方で、私と同じような、「実は自分に自信がない」タイプの人ほど、反発し合ってしまっていたのだろうな、と。

無意識のうちに、自信ない同士が威嚇しあっているみたいな状況だったのかもしれません。

いずれにせよ、誰かから「この人大丈夫なの?」と疑われることは不快ですよね。

かくいう私こそ、母から日々送られた「明日にでも勉強についていけなくなるのでは?」とか「道を踏み外すのでは?」みたいな疑いの視線は堪えましたから。

でもそれを、無意識のうちにほかの人にやってしまっていたんですよね。
(やられたことって本当に自覚なく別の人にやってしまうのだ、と過去を振り返る記事を書いていて気づきまくっています……おそろしい)

私自身も被害者ではあるけれど、のちに加害者となった面もあり、反省しています。

ちなみに過去の記事でも、「思っていることは想像以上に伝わる/あるいは感じたことは結構あたっている」というのを書いていました。

>>>思っていることは想像以上に伝わるので、自分のことも人のことも否定しない心でありたいと思う

>>>人間関係において「なんとなく感じた」ことは、けっこう当たっているのではないかと思う


結局のところ、人に優しくしようと思うと、普段から自分を許容しておくことが必要なんだなと思います(日頃の自分への扱いや態度がどこかでうっかり出てしまうので)。

「自分に優しくする」ってすごく悪いことだと思わされてきましたが、だれかに優しくするためには基本中の基本だったんですよね。

 

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