足かせは外すことにした

親の呪いを解いて自分の人生を生きる

【体験記】父の愚痴も母の愚痴も、子である私に突き刺さる【母と絶縁するまでのこと】

過去の痛みを成仏させるため、自分の育った家庭を改めて客観視する作業をしています。(関連記事一覧はこちら>>>【もくじ】いかにして私はアダルトチルドレンになっていったのか【体験談】)。

幼少の頃から両親の仲が破綻していたものの、さらに年月をかけて悪化し続けました。
最近でこそ、子にパートナーの愚痴を言うのはNGとされていますが、私の親は基本垂れ流しでした。

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ファミレスで号泣してしまった話

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ずっと家庭内不和ですから、家族でどこかに出かけるなんて、ほとんどありませんでした。

だから、家族そろって外出というものに、私はひどく憧れていました。

ほんとうにごくごくまれに、家族で出かける機会があると、とてもとても嬉しかったものです。

でも、嬉しいのはほんの一瞬。外出先で始まるのが夫婦喧嘩。

何年ぶりかわからないほど久しぶりに、近所のファミリーレストランに行ったときのこと。

席につくなり、母が父にポロっと嫌味を言ったんですよね。

(なんでいま、そういうこと言うかなー……)というようなことをここぞというタイミングで言ってしまうのが母という人物。

父の顔色が変わったので、そこでやめればいいのに、追い打ちをかけるようなことをさらに母が言ったんですよ。

当然、夫婦喧嘩が始まり。

店員さんが注文を取りにやってきたときにはもう、周囲に注目されるレベルの言い争いになっていました。

それがもう、悲しくて、「滅多にない、せっかくの機会なのになんで」という悔しさと、「またか」という絶望感。
周囲への恥ずかしさもあって、私は号泣してしまいました(すでに高校生だったのに)。

端から観たら、夫婦喧嘩しているし、娘は号泣しているし、何事かと思ったでしょう。

食事どころではなくなって、店員さんに「やっぱりいいです」と断ってお店を出たのですが、店員さんも非常に戸惑っておられ、申し訳ないことをしたなと思います。


どうしてこんなにも、親の不仲に傷つくのか

今の私なら、「親の不仲は親の問題」と割り切れるのですが、昔はとてもそうは思えなかったのです。

なぜかというと、私が原因で夫婦喧嘩が始まっているように見えるから。
とりわけ、私の教育方針に関してのことが多かったからなんですね。

見栄を張りたい母と、正直や事実を正解とする父。
そもそもの考え方が正反対なうえ、話し合い自体が成立しない。

お互いに「そっちが間違ってる!!」と怒鳴り合うだけで、永遠に平行線でした。

子どもの頃から日常的に「あんたのために離婚しないであげた」と母に言われ続けたことも大きいかもしれません。

「私のせいで、お父さんもお母さんも幸せでないんだ……」
「私さえいなければ、二人とももっと自由に生きられたのに」

このように思うことは、私自身の存在自体を否定することでもあります。

子を持つことは親が選択したことではあったのでしょうけど、特に母のほうは「子どもがいないと恥ずかしい」という思い込み・思考停止から私を生んだのではないかと思うのです。

だから、私はいまだに、「生まれてきてしまってよかったんだろうか……」と思っています。

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父の愚痴も母の愚痴も、両方とも私に突き刺さる

父は母の文句を、母は父の文句を私に言いました。

ボロクソに言いました。

そしていつも思いました。
「そんなひどい人とひどい人の血、両方を引き継いでしまった私はどういった存在なんだろう……救いようがないのではないか」と。

父からすれば「娘は自分に似ている」ので(たしかに父似ではある)、私を傷つける意図はなかっただろうと思いますが。

母はそこまで考えの及ぶ人ではなく、制御のきかない人ですから、言わずにおれないという感じだったのでしょう。

でも、私からすれば、今は発現していない性質だって、いつどこで遺伝子がONになるかわからない。

父が・母が、批判している互いのその性質が、いつ私に現われるかはわからない。

父が母の、母が父の文句を言っているのは、まわりまわって、私のことを批判しているのと同義と思えたのです。

両親の不仲は、私という人間に含まれる要素と要素の対立、とも感じられたのです。

だから、高校生になろうとも、両親の不仲がつらくてたまらなかった……。

今思うと、「いくら血がつながっていても、親とは別の人間なのだから、意識的に線引きすればよかった」と思うのですが、当時はできませんでした。

他者との境界線があいまいだったことも影響していると思います。

【親を反面教師に】

「そっちが間違ってる!」では何も解決しない

幾度となく繰り返された夫婦喧嘩をみていて、学んだことがあります。

お互いが「そっちが間違ってる!」スタンスでは永遠に解決しないということです(当たり前だけど、とても強い実感として)。

そのスタンスでいる限り、怒鳴ったりするのは損なだけだ、ということ。
相手を変えようとして声を荒らげるのは、意味のないことだ、と。

「そっちが間違ってる!」タイプの人には、本当に何を言ってもムダなのです。
かといって、こちらがずっと譲り続けるのも、どこかで限界がきます。

よって、とくに、友人や恋愛などの近しい人間関係においては、「そっちが間違ってる!」スタンスの人とは絶対に付き合わない、というのが一つの指標となりました。
(仕事だと避けられなくて厄介なのですが)

別の言い方でいうと、「自分もちょっと悪いところあったかな」と一瞬でもいいから、考える余地を持っている人とつき合う、ということです。


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