ししもとのAC回復ノート

親の呪いを解いて自分の人生を生きる

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〈AC回顧録・中学生〉よい成績をとりたすぎて体調が悪いのにプールに入ってしまった話


過去の痛みを成仏させるため、自分の育った家庭を改めて客観視する作業をしています。(関連記事一覧はこちら>>>【もくじ】いかにして私はアダルトチルドレンになっていったのか【体験談】)。


母の機嫌をとるべく、体育でも良い成績がとりたかった私は、休むべきときにプールに入ってしまい、恥をかいた(&迷惑もかけた)話です。

今思うと、成績に固執しすぎて危うい中学生だったなと思います……(反省)。

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どうしても体育だけ「5」がとれない

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「1番」でないと母から文句をつけられてきました(>>>【体験記】たとえ92点でも「なんであんな大したことない子に負けるのよ」と夜中まで責められる

せっかく頑張っても、そこそこの成績では「なんであんな子に負けるのよ」と嫌な目に遭うので、私はおのずと「完璧」を目指すようになりました。

幸い、ほとんどの教科は、なんとかなりました。

しかし、どーーーーしても、体育だけは「(5段階評価の)5」がとれないのです。
たとえ筆記試験が100点でも、決して運動神経が良くない&体力のない私には、「4」が精いっぱいでした。

体育が「4」だと、最終的な通知表が「オール5」にならないわけで。

しかも母は、私が体育が得意でないことに関して、「あんたはお父さんに似てベタ足、鈍いんだからね。あーあ、お母さんに似りゃ、体育なんかお手のものだったのに」とバカにしてくるのです(逆を言えば、父に似たおかげでまあまあ勉強が得意だったのですが……)。

今思えば、親とはいえ、そんなくだらないディスりはスルーすればよかったのですが、認められたいがあまり私も躍起になってしまいました。

となると、体調が悪かろうが、体育の授業を見学するわけにはいきません。
ただでさえ「4」しかとれないんだから、休んだら「5」からますます遠ざかる、と思ってしまったのです。

生理なのに、気合で止めてプールに入る

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困ったのはプールの授業でした。

水泳選手とかなら別でしょうけど、お腹も冷えますし、生理中はプールの授業は見学するのが一般的かと思います(ピルなども中学生には一般的ではありませんでした)。

通常の授業であればさすがの私も見学しますが、タイミングの悪いことに、実技テストの日に生理が重なってしまいました。

今思えば、休んだとしても後日追試的なものを設けてくれるはずですが、「実技テスト受けなかったら体育の成績、終わる」「ここで休んだらますます「5」から遠ざかる!」「あー、生理止まらないかな、、、」と思い悩んでしまいました。

その悩みがストレスとなったのか、なんと奇跡的に、プールの授業の直前に生理が止まったのです。

「よかった!!! これでプール入れる!!!」

張り切ってプールの授業に参加した私ですが、やはり冷たい水でお腹がどんどん冷えていきます。

気づいたら、出血してしまっていました(当たり前……)。

(予期せずに始まってしまったのなら仕方ないですが)私の場合は自分の選択の結果ですので、自業自得ではあるんですが、やはり恥ずかしかったです。
(男子学生も近くにいたので、たぶんクラス中にバレていたと思います。)

あからさまにからかわれたりすることはなかったので、私も気にしていないフリをしましたが、やっぱり思い出してもちょっと情けないというかなんというか……。

今思うと、何をあんなに必死になっていたのだろう、と思います。
結局そのときに体育の成績は「3」だったか「4」だったか、、、。
一日くらい見学しても、変わらなかっただろうと思います。

まあでもやっぱり、そこまでしてでも、母に認められたかった、言い換えると見捨てられたくなかったんですよね。

幼少期の恐怖体験(>>>母の機嫌を損ねると「あんたを置いて出ていくんだからね」)というのは、本当に影響が大きいんだなと身にしみています。

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【この体験から学ぶこと】

① 毒母の無茶な要求よりも自分の体を大事にすればよかった

こちらも生身の人間ですからバイオリズムはありますし、全てを思い通りにコントロールできるわけがありません。

コントロールし尽くすということは、「人間じゃなくてロボットになれ」と言われるようなものです。

母は私の体調などどうでもよくて、母自身の利益のために、娘を利用したかっただけなのです。
そのことに気づき、母の言うことなど無視できればよかったのですが。

でも私は幼いころから「あんたのせいでお母さんはこんなに大変になった」という洗脳で「わたしがふがいないのが悪い」と信じ込んでいました。だからこそ、自分ではない、「理想の私」になろうとして必死でした。

これがいかに非現実的なことであったか、今となってはよくわかるのですが。

母の希望を叶えることばかりに注力して、自分をまったく大切にできていませんでした。

それが積み重なって、のちに、断続的に、心身の調子を崩すことになるわけです。

自分のことは自分が大切にしないと、ずるい人にいいように利用されてしまうのだ、と嫌というほど実感しています。

② 苦手なことは伸びない可能性のほうが高い

私の運動神経が良くない&体力がないのは、もともとの性質もありますけど、子どもの頃外で遊ばせてもらえなかったのもあると思うんですよね(>>>【体験談】「あれもダメこれもダメ」で生きる力を奪われる)。

その証拠に、高校で運動系の部活に入ったところ、自然と筋力&体力がついて、むしろ体育がわりと得意になったのですよね。

とはいえ、やっぱり元から運動神経の良い人には到底及ばず(というか、単純にフィジカルが弱いのですぐ怪我する……)。

「苦手なものは大して伸びない可能性が高い」と、自分自身の経験から思います。

大人になって思うのは、苦手なもの・ことは、生きていくのに困らないレベルにさえしておけば問題ないんですよね。

それよりも得意なことや好きなことをどんどん伸ばしていったほうが、本人も、周囲も幸福なんじゃないかと思うのです。

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