母への嫌悪感に気づいてから絶縁に至るまでの出来事を見つめなおしています。>>>記事一覧)。
会社員をしていたころ、早く認められたいがために、いつも焦っていて、力づくで頑張ってしまうところがありました。
しかし状況は良くなるどころか、部下ともトラブルに。
夜寝ようとすると、猛烈な怒りが湧いてしまい、ほとんど眠れないまま朝を迎えるようになっていきました。
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眠りにつこうとすると猛烈な怒りが湧いてくる
会社にいられる時間ギリギリまで残業する日もあり。
家にたどり着けるだろうかと不安になるほど、心身ともにヘトヘトでした。
これだけ疲れているのだから、ふつうならすぐに眠れるはずですよね。
でも、眠りにつこうとすると猛烈な怒りが湧いてきてしまい、全然眠れないのです。
特に、部下の挙動(Aさん、とします:部下に花を持たせたつもりが「成果を横取りされた」と噂を流されてしまう)を思い出すと、もうどうしたらいいかわからないほど怒りがわきました。
心臓がどくどくと脈打って、とても眠るどころではないのです。
今となっては、私自身の劣等感がトラブルを招いていた面も大いにあるとわかるのですが、当時は完全に「あいつ(Aさん)が悪い!!!」と思い込んでいました。
1~2時間なんとかウトウトして出勤
「あいつのせいで腹が立って眠れない!!」と思うと、余計に腹が立ってますます眠れなくなりますよね。
さらに「どうしよう、もう3時だ! 今すぐ眠りに落ちたとしてもあと2時間半しか眠れない」と焦ってしまうのです。
焦っているうちに、どうしようもなく悲しくなって、すべてを破壊したいような、投げ出したいような気持ちでした。
いま思えば、少しくらい仕事の進度(=会社に評価されること)を遅らせてもいいから、無理してそんなに早く出社しなくてもよかろうに、と思いますが。
でも、当時は、ちょっとでも気を緩めたら、もう会社に行けなくなるだろうと思っていたのです。
過去に、 着ていく服が選べないとうだうだしていたら予備校に行けなくなった経験があるので。
平日眠れないので休日は寝て過ごすしかない
月曜~金曜まで、せいぜい2~3時間睡眠のため(中途覚醒もあり)、休日はとにかく休みたくて休みたくて仕方がない気持ちでした。
不潔恐怖・疾病恐怖も抱えていましたから、出かけるのもそれなりにストレスがあり、気分転換にもならないのです。
でも、当時は20代だったこともあり、また時代的な価値観からでしょうか、「休日引きこもってるなんておかしい」と言われる状況でした(会社関連の施設に住んでいたので、近所にも会社の人がおり、挙動がなんとなくバレてしまう)。
人目を気にしていたので「おかしい」と言われると、ものすごく悲しくて気にしてしまっていました。
挙句、「時間を持て余している猛烈に暇な人」だと思われて、余計な面倒ごとを頼まれたりしてストレスが増長しました(>>>「代わりに〇〇やっといて」と同僚にも利用される)。
今思うこと:ストレスは新たなストレスを生む
眠れないと頭の動きが鈍くなります。
ただでさえ仕事が遅いのに、余計に時間がかかってしまいます。
体力もないので、肺が苦しいというか、歩くだけでも息が切れてしまう。
つまり、出社した時点で疲れているので、より仕事が進まない。
そうしてますます仕事が遅くなり→自分を責め→悲観的になってしまいます。
不潔恐怖・疾病恐怖も悪化していきました。
ストレスに対処しているうちに、新しいストレスがやってくるという悪循環でした。
「お金がお金を生む」なんて言葉がありますが、「ストレスはストレスを生む」のです。
「我慢することが偉い」と思い込んでいましたが、少なくとも私の場合は、我慢してよかったことなど一つもありませんでした(※)。
(※お給料はもらっていたから、それは「よかったこと」に該当するのでは?という考えもあるでしょうが、身内からの金の無心があり、缶ジュースさえも買うのに10分悩むような有様でした。結果的に、私にとっては収入もまた、ストレスの原因でした)
ストレスのかかる環境からはさっさと脱するに限る、と今は思っています。
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