足かせは外すことにした

親の呪いを解いて自分の人生を生きる

【体験談-4】夫婦喧嘩の後の「お父さんとお母さんどっちについていくのっ!!」がとても堪える【心の傷を認める】

過去の痛みを成仏させるため、自分の育った家庭を改めて客観視する作業をしています。(関連記事一覧はこちら>>>【もくじ】いかにして私はアダルトチルドレンになっていったのか【体験談】)。

激しい夫婦喧嘩は子にとっては身を切られるような思いと書きましたが、夫婦喧嘩のあとの、母からの八つ当たりがものすごく堪えたという記憶について書いています。

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夫婦喧嘩の後、必ず繰り返される「お父さんとお母さんどっちについていくのっ!」

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会話といえばほとんど夫婦喧嘩だった私の両親。
お互いに「そっちが間違ってる!自分は絶対的に正しいのだから!」なので、永遠の平行線でした。

たいていは「これ以上揉めてもしょうがない」と父が自室に戻ることが多かったように思います。

父はまだ、部屋に戻れば、(胸糞悪いでしょうけど)「終了」だからまだいいでしょう。

夫婦喧嘩の後処理をするのは、母と同室だった私なのです。

ここは地獄かと思うほどの夫婦喧嘩、それをすぐ目の前で繰り広げられ、私もものすごく傷ついています。
まさに「傷心」という気持ちで、本当に心がヒリヒリするような感覚でした。

その状態で、母のケアをせねばなりません。

母は、夫婦喧嘩の後必ず、

「あんたっ! お父さんとお母さん、どっちについていくのっ!!!」
とものすごい剣幕で私に問いました。
毎回必ず、です。

問うているようで、実際は怒りをぶつけられていた(八つ当たり)のだと思います。

間髪入れずに「おかあさんですっ!」と答えないと、さらに事態が悪化します。
少しでも言いよどむようなことがあれば、しばらくねちねちやられるのです。

「あー、あんた今、少し考えたでしょう!?
お父さんについていこうと思ったんでしょっ!
あー、知らない、勝手にしなさいっ。
お父さんが別の女の人連れてきたらどうするのっ!?
あんた、継母にいじめられるんだよっ!?
それでいいんだね!?」

ここまで言われると、もう、つらくてたまったもんじゃなかったです。
単に、母の剣幕に驚いて息をのんでしまっただけなのに……。

この経験が元で、私は「自分の気持ちは置いておいて、相手が言ってほしいことを予想して即答する」ようになってしまいました。

ポイントは「即答」でした。
少しでも遅れたらいけないのです。

【親を反面教師に】この体験から学ぶこと

相手の言ってほしいことを予測して即答する癖は悲劇しか生まない

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この即答クセ、たしかに子ども時代は必要だったのですが、大人になってからは非常に私を困らせるものとなりました。

なんたって、「相手が言ってほしそうなことを言ってしまう」からです。
自分の気持ちは置いてけぼりだからです。

むちゃくちゃ苦手な人に対しても「肯定(or 賞賛)してほしいんだろうな」と感じると、脳が自動処理をして、相手を褒めるようなことを口走ってしまうのです。

相手からすれば褒められているのですから、私に好かれていると思って、どんどん近づいてきます。
でも、実際の心では「嫌い」が募っています。
どんどん「無理」になっていきます。

そうしてあるとき、「もう本当に無理! 二度と話しかけないで!」と大爆発してしまうんですね。

相手からすると「???」でしょう。
あれだけ褒めるようなこと言ってたのに?と。

落差の分、相手のショックも大きいですから、壮絶な嫌がらせに発展する場合も多いです。

人を傷つけない配慮はたしかに必要ですが、自分にも配慮が必要なのです。
自分の気持ちを押さえつけまくってまで配慮していると、逆に悲劇になってしまうのです。

ほんの少しずつでいいので、苦手な人からは距離をとっておくことが大事だと、今は実感しています。

望まぬ答えが数十年後に出てしまうこともある

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母は母で大変だったのでしょうけれども、「お父さんとお母さんどっちについていくのっ!」と、まだ幼稚園にも入っていない幼児に繰り返し問う(脅す)ことは、罪だったと思います。

必要があるから確認しているのではなく、単なる脅しというか、試し行動だったからです。
幼児に対して親の権力を利用しているからです。

しかも、気に入った答えでないと(実質的に)許されない。
私には人権がなかったわけです。

この記事を書いていて、「これじゃあ娘に絶縁されてもしかたないわな」と思いました。

「どっちについていくのっ!?」という母の問いに対する答えは、数十年後、「絶縁」という形で出てしまいました。

自分のしたことは、何年後かに形や経路を変えて自分に戻ってくる、ということなんだろうと思います。
いいことも、悪いことも、です。

人を傷つけると、ネガティブな方向にますます増幅して、結局は自分が大損するのではないかと思います。
母を見ていると、そう思います。

母は、悪い例を直に見せてくれたのだということにして、私はなるべく誠実な人間(※)で在るように心がけたいと思いました。

(※)母からすれば私は、「親を捨てた娘」ですので、その視点からすると不誠実となるのでしょう。
ですが、犯罪者を完全に肯定するわけにはいかないのと同じで、自分を痛めつけてくる人に迎合しないこともまた、「自分に誠実」ということなのだろうと思います。

(記事作成日2021年6月28日)

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