恋愛に干渉されるだけでもきついのに、どの選択をしても文句をつけられる。
友人との電話は盗み聞きされるのが基本でした。すぐに恋愛に結びつけられるのがうんざり。
高校生くらいになると「今妊娠したらあんたの人生終わるんだからね」と脅してくるようになった母。常に監視され、疑われることはつらかった。
子どもの頃から「男を見たら襲われると思え」的に聞かされたため、恋愛をすること自体がすごく悪いことのように思えてしまいました。
母の「他人を引きずり下ろしたい」という願望に、自ら沿ってしまっていました。
両親不仲で考え方が違いすぎることによる弊害。高校生になってもなお、苦しみました。
親から互いの悪口を聞かされるととても傷つくのは、どちらとも血がつながってしまっている自分を否定することでもあるから。
自分の長所と思われるところを「長所」として扱ってくれる場所(あるいは、自分では短所だと思っているところが、実はありがたがられる環境)を選ぶことは、本当に大切なことだと実感した話。
「うちの娘は〇〇高校よ」なんてわざわざ言わなくても、学校名がわかる特徴的な制服は、母の大のお気に入りでした。
母からすれば「娘のため」のつもりだったのでしょうが、同級生や塾の先生に侮辱的な言葉を発するのが嫌でたまらなかったという話